Think Bee! NARRATIVE
#デザイン

【Think Bee! Gimmick】#001:オリジナルボタンのお話

2023.09.07
Gimmick

作品の上で輝きつづけるオリジナルボタン

Think Bee!の作品を眺めていると、一際目を惹くパーツがあります。それは「ボタン」。
様々な色や形のボタンは、Think Bee!にとって重要な装飾パーツのひとつです。これらはパリで出会った18世紀のアンティークボタンをモデルに、Think Bee!流のスパイスを効かせたオリジナルボタン。

ボタンの企画は、生地や革の色目に合わせた染色から始まることもあれば、ボタンのデザインが先行することも。試行錯誤を何度も繰り返しながら、琴線に触れるものを追い求めます。例えば、「ピンク」だけでも何種類もの色味と何段階もの色彩があるので、試作を重ねて理想の色が出るまで調整を繰り返します。さらに、大きさや形、デコレーションと、日々追究を続けます。
ボタンの上で輝くスワロフスキーやクリスタルも、交互に色目を変えて反射しあうように配置したりスマイルフェイスに並べたりとデザインに工夫を凝らすことはもちろん、埋め込みスタイルの登場など加工方法も進化も遂げているのです。

諸説ありますが、「ボタン」の語源は“花のつぼみ”なのだそう。デザイナーはボタンひとつの配置にも持ちうる経験と感覚を最大限に発揮し他では真似ができない絶妙なバランスにより、作品の美しさを開花させます。